2016年 イギリス内分泌学会　最優秀論文賞　受賞

授賞式, 2016 Nov 8にConference Dinnerにて
授賞式写真 [1] [2] [3]
・Society for Endocrinology Journal Award のお知らせ
SfE Journal Award 2016 | Endocrinology is beautiful[PDF]
Endocrine Abstracts_SFEBES2016 Award[PDF]
・J. Endocrinol, Special Issue "60 years of neuroendocrinology" (2015) 226, M13-M27
"Hippocampal spine change along the sleep-wake cycle: corticosterone and kinases"
Ikeda M, Hojo Y, Komatsuzaki Y, Okamoto M, Kato A, Takeda T and Kawato S[PDF]
研究説明PDF

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2000年以降の川戸研の業績は高く評価されていて、最近は世界の代表的な学者が論文のIntroductionの冒頭部分や主要部分に引用してくれている。

[1] 脳海馬で 女性ホルモン(neuro-estrogen)と 男性ホルモン(neuro-androgen) が 合成されていることを発見した (PNAS, 2004)。
[2] 脳海馬で女性ホルモンと男性ホルモンは1時間という早い作用で、神経シナプスを増加させることを発見した。これはシナプス膜上の女性ホルモン受容体(membrane ER) と男性ホルモン受容体 (membrane AR) → protein kinase (PKA, PKC, MAPK, LIMK, PI3K) →アクチン重合 →シナプス増加、　という信号系で、記憶力増加を行うことを意味します(2005年の以降多くの論文)。
[3] ストレスホルモンは 海馬で1時間程で早く神経シナプスを増加させて、「fight or flight, 戦うか or 逃げるか, 闘争か or 逃走か」という心理学で有名な反応を起こす謎を、神経科学で説明できるようになりました。 A fight-or-flight response is used to describe the reaction that people have to a dangerous situation, that makes them either stay and deal with it, or run away.

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2015年からの職場

(1) 順天堂大学 大学院医学研究科 泌尿器外科学
客員教授 (堀江教授が主宰)
〒113-8421 文京区本郷2-1-1
(2) 帝京大学 薬学部 認知神経科学 寄付講座
特任教授
〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1

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川戸東大最終講義 [案内]

2015年3月20日 14:25 -
＠18号館1階ホール

川戸退官の辞 「駒場をあとに：脳と生物物理」, 「川戸先生を送る（陶山）」

川戸研記念シンポジウム2014　夏　（ プログラム, 川戸研の歩み ）